スピード指数は、初めてという方でもこれを読めば大丈夫!実践する前に、5分で分かる「スピード指数早分かりガイド」を是非ご覧ください。
【西田式スピード指数とは?】
1992年、西田和彦が雑誌『競馬最強の法則』に「スピード指数の理論と実践」を連載。同年秋に刊行された単行本「革命理論・西田式スピード指数」は、ベストセラーになった。走破タイムの解析を土台に構築された確固たる理論と的中率の高さで圧倒的な支持を受け、その後の競馬予想の世界を大きく変えた。
【スピード指数とは?】
クラス別標準指数
G1 95〜 
G2 85〜90
G3 85〜90
オープン 80〜85
1600万 80〜85
1000万 70〜80
500万 60〜70
未勝利  〜50
競馬は速いタイムを出した馬が勝利を手にします。速い馬を探すのが競馬予想の第一歩ですが、走破タイムはそのままでは比較できません。スピード指数は走破タイムを左右する要素(芝とダート、距離、負担重量、馬場状態の違い)を計算し、各馬の走破タイムを比較可能な指数として表しています。スピード指数は数値の高い馬がより能力が高いことを表しています。
【ペース指数とは?】
クラス別ペース指数
G1 0 5
G2 -5 5
G3 -5 5
オープン -10 0
1600万 -10 0
1000万 -15 -5
500万 -20 -10
未勝利 -30 -20
スピード指数を前半と上がり3ハロン(ゴール前の600m)に分割して計算。その前半部分の指数がペース指数です。この指数が低いとスローペース、高ければハイペースだったことを表しています。標準的に、短距離ほどペースが速く、長距離ほど遅くなります。下記のペース指数より低いとスローペースのためスピード指数そのものが低く表わされている可能性があります。
【上がり指数とは?】
クラス別上がり指数
G1 18
G2 15
G3 15
オープン 13
1600万 10
1000万 8
500万 6
未勝利 4
スピード指数を前半と上がり3ハロン(ゴール前の600m)に分割して計算。その上がり3ハロン部分の指数が上がり指数です。この指数が低いと、後半の勝負所で上がりの脚をなくしたことを表し、高ければ上がりの脚が良かったことを表しています。ただ、上がり指数は前半のペースに左右された結果の数値であり、常にペース指数との関係で比較しなければなりません。スローペースのレースでスピード指数が低く表わされていても、下記の上がり指数を示していれば、クラスの標準的能力があると判断できます。
【先行指数とは?】
クラス別先行指数
G1 15〜20
G2 10〜15
G3 10〜15
オープン 10〜15
1600万 5〜10
1000万 0〜5
500万 -5〜0
未勝利 -10〜-5
先に述べたペース指数は距離・クラス別に標準値が設定されており、その標準値と比較したものが先行指数です。先行指数が高い馬は逃げたり先行したりすることが多く、先行指数が低い馬は集団の中段以降に位置することが多くなります。
【調整値とは?】
ハンデ戦が負担重量に差をつけて行われるように、負担重量の差は運動能力に大きな影響を与えます。スピード指数は負担重量55キロを基準に計算されており、「各馬の前走のスピード指数を今回の負担重量で再計算したもの」を調整値として表しています。
【ABCDランクとは?】
調整値の高い順につけられているのがABCDのランクです。A馬は「前走と同じように走れれば、このレースで最も高い指数を出すことが期待できる馬」として評価されます。ランク表示は芝・ダートを区別して、芝のレースの場合は芝の前走指数だけを対象としています。
【XYZランクとは?】
2走前から4走前のスピード指数が高い馬にはXYZのランクを表示しています。前走スローペースや、不適な距離で指数を下げた馬の巻き返しに注意してください。ABCDランク同様芝・ダートを区別して、芝のレースの場合は芝の指数だけを対象としています。
【平均ランクとは?】
各馬の前走から5走前のスピード指数を平均した値が平均ランクABCDです。芝のレースでは芝だけを対象とし、スローペースのレースは除外して計算しています。計算の該当レースがない馬の平均ランクは表示されません。この指数が高い馬はペースの対応力が高く、基礎能力が高い馬と評価できます。

※平均ランクABCDは、調整値ABCDやXYZランクとあわせて表記する際、小文字のabcdで表示します。

ランク別 勝率・連対率は、こちらをご覧ください。
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