距離による平均的なペース指数表 |
距離 m |
芝 |
ダート |
1000
|
10 |
13 |
1150 |
- |
12 |
1200 |
7 |
11 |
1300 |
- |
10 |
1400 |
4 |
9 |
1500 |
2 |
- |
1600 |
0 |
6 |
1700 |
-2 |
5 |
1800 |
-4 |
4 |
1900 |
- |
3 |
2000 |
-6 |
- |
2100 |
- |
1 |
2200 |
-8 |
- |
2300 |
-9 |
0 |
2400 |
-10 |
-1 |
2500 |
-10 |
- |
2600 |
-11 |
- |
2800 |
-11 |
- |
3000 |
-12 |
- |
3200 |
-12 |
- |
3400 |
-12 |
- |
3600 |
-12 |
- |
レースは距離によって「標準的なペース」というものがあります。
芝の短距離はスタートからガンガン飛ばして行くし、長距離戦はその反対です。
レースは距離によって「標準的なペース」というものがあります。芝の短距離戦はスタートからガンガン飛ばして行くし、長距離戦はその反対です。
それぞれの馬たちのペース指数と、この標準的なペース指数との差が先行指数です。
例えば、ダートの1200m戦でペース指数プラス12で走った馬の場合、かなりハイペースで走った様に見えても、平均的なダート1200mのペース指数はプラス11程度ですから、先行指数はプラス1です。
同様に、芝の2500m戦でペース指数0で走ったという事は先行指数はプラス10だったという事になります。厳しいペースという点では後者の方がより厳しかったと言えます。
この先行指数を比較する事により、どの馬がより厳しいレースを戦ってきたかがわかります。
【新涼特別出走表】(詳しい
PDF出馬表はこちら)
これは2001年9月22日 4回阪神5日目11R新涼特別の出走表です。
これを見ると前走で最も厳しいペースを経験したのは、ファイトバックだったことが分かります。このレースに出走したメンバーで先行指数の高い先行馬は12番のネイチャーヒーラー、11番ファイトバック、8番サワノビエントあたりですが、ファイトバックの前走の先行指数が出走馬中一番高く、先行力が一番高いこともこの出走表から分かります。
前走は競り合って負けてしまいましたが、3走前の桜島特別では高い指数で連対しており、厳しいレースを闘ってきた経験から、この相手でペースが緩めば有力な一頭だと言えます。
実際のレースでも、サワノビエントの2番手を楽に追走したファイトバックは、人気馬ネイチャーヒーラー以下の追撃をかわして先頭でゴールインしました。