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スピード指数の新アイテム
「指数ナビグラフ」について
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●西田式スピード指数では、スピード指数を前半と上がりの部分に分け、ペース指数、上がり指数として計算していますが、このペース指数と上がり指数をグラフ上に表したものが「指数ナビグラフ」です。
●全馬の前走のペース指数と上がり指数の平均値を原点として、横軸にペース指数、縦軸に上がり指数を示しています。
●グラフ上には、各馬の前2走の指数を馬番で表示し、前走指数は●、2走前の指数は■で表しています。また、今回芝のレースでのダート、ダートでの芝のレースはそれぞれ点線で区別しています。
●±30のグラフの領域を超えた指数はグラフの端にまとめました。
●上がり指数は今回の負担重量で数値を調整しています。(お使いのPDF出馬表の上がり指数と同一の数値です)
●ブルーラインは、平均上がり指数より指数上15上に設定されています。平均上がり指数に15を足した数値が+15を超える場合、上がり指数は15のラインに固定されています。
●斜めに引かれたグレーラインは、前走ペース指数と前走上がり指数の平均値である原点を通過する45度の角度に設定されたナビラインです。
●斜めに引かれたレッドラインは、グレーラインに平行して引かれており、指数上5だけ厳しいペースに設定されたナビラインです。通常このレッドラインより上(グラフのピンクエリア)の馬たちが有力馬になります。
●「ナビグラフ」に加え、簡易出馬表も掲載しました。赤文字はレッドラインより上(グラフのピンクエリア)にある指数で、青文字はブルーラインより上(グラフのブルーエリア)の指数です。黒文字はグレーラインより上(グラフのグレーエリア)の指数です。それ以外の指数は、グレーの文字で表示しています。
●グラフ上には、前2走の指数をプロットしていますが、簡易出馬表などを参考に過去の指数上位馬もチェックすることをおすすめします。
●芝のレースも、ダートのレースも、レッドラインより上に位置する馬たち、中でも上がりのよい馬が有力ですが、距離によって必要な能力が変わってきます。短距離戦ではペース指数の高い馬たち、グラフでいうと縦軸より右側にある馬たちに注意が必要です。中距離ではペース指数の平均値前後で上がり指数の良い馬。長距離戦では上がり指数のウェイトが高くなります。
●緑色の縦のラインは、クラス別に設定されたスローペース基準値を表しています。
クラス別のスローペース値は以下の通りです。3歳限定戦は、開催時期、クラスなどによって、−20から、−15、−10などに設定しています。
| 芝 | ダート |
未勝利戦 | −30 | 20 |
500万 | −20 | 10 |
1000万 | −15 | 5 |
1600万 | −10 | 0 |
オープン | −10 | 0 |
G3 | −5 | 5 |
G2 | −5 | 5 |
G1 | 0 | 5 |
スローペースラインが中心より左に寄るほど前半のペースが厳しく、ハイペースに強い馬が多いことを表しています。一般的には、ペース指数の高い馬たちが有利になります。
また、スローペースラインが中心線より右に寄るほど、スローペースになりがちで、前半のペースが遅い中長距離のレースに多く、上がり指数の重要度が増します。
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・赤文字は、レッドラインより上にある指数(グラフ上ピンクエリア)
・青文字は、ブルーラインより上にある指数(グラフ上ブルーエリア)
・黒文字は、グレーラインより上にある指数(グラフ上グレーエリア)
・グレーの文字は、ペース、上がり指数がともに平均値以下のもの
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西田和彦ブログ「高田馬場日記」にて「ナビグラフで見る重賞回顧」を連載中!
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